2017年流行したバーバースタイルってどんな髪型?Barber style2018

理容師コラム

どうも、理容師の三浦正弘(@masa12m3d)です。

一昨年あたりからバーバーブームがじわじわ浸透してきてます。理容室、理容師ともにまだまだ少ないですが何かをきっかけに注目されるのはありがたいですね。

さて、バーバーブームとともに注目浴びているのが『バーバースタイル』というヘアスタイルです。

ボウズなの?ベリーショートと何が違うの?と疑問の方もいると思うのでバーバースタイルについてまとめてみました。

バーバースタイルの発祥

ざっくり言うと、海外です。どの地域?と言われるとまたそれも絞りにくいですが、ここではオランダにしておきます。

Instagramを中心に世界中に知名度を上げていきバーバースタイルの先駆けを作り上げたサロンがオランダ、ロッテルダムの『SCHOREM(シュコーラム)』というバーバーです。今や世界各地にその技術を披露しにいったり、オリジナルプロダクト『REUZEL POMADE』というポマードも売り出しノリに乗ってます。見た目はタトゥー入った厳ついおじさんたちです。

海外からの輸入スタイルがバーバースタイル

海外から広まってきたバーバースタイルなので、これまでのに日本の床屋スタイルでもなく、美容師が作るベリーショートとも違う全く新しい形のヘアスタイルが日本に入ってきたわけです。その特徴として

  • サイドが極端に短い
  • 前髪やトップが長い
  • 左右どちらかに流す

が挙げられます。

サイドが極端に短い

バーバースタイルを表す上で必要なのがサイド(バックも)が極端に短い事です。

五厘刈りやバリカンで3mmくらいなんて甘いです。基本は0mmからの刈り上げになります。しかも裾に少し入れるのではなく頭の半分〜下1/3は0mmです。そこから綺麗なグラデーションをつけてトップにつながっていきます。

前髪やトップが長い

極端に短いサイドとは対照的にトップと前髪は長めに設定されています。短くても8センチ程長いと20センチ以上あったりします。Instagramでよく見る外国人スタイルは髪質の違う日本人だと再現しにくい部分もあるので要注意。

左右どちらかに流す

バーバースタイルでは、前髪を下ろしたりツンツン立たせたりせず左右どちらかに流す傾向にあります。分けるスタイルもたまにありますが、極端に片側に流す事の方が多いですね。

日本人の髪質はバーバースタイルに向かない!?

海外からの輸入スタイルであるバーバースタイルですが、外国人と日本人では髪質が違います。理容師美容師さんに外国人のスタイル写真を見せて「これにしてください!」と言っても出来ない可能性もあります。僕もサロンワークで中国人、フランス人、スペイン人などのお客様を相手にしますが全然違います。

外国人との毛量の差

まず、外国人と日本人では毛量の差があります。日本人の方が少ないです。海外バーバースタイルの綺麗なグラデーションを作る為のいい条件として毛量が多い方が綺麗なグラデーションが作りやすいです。

日本人は硬くて立ちやすい

皆さん一度は立ってしまう髪に悩んだ事がないでしょうか?日本人の多くは硬くて立ちやすく頭も張ってます。一方で外国人(欧米系)は細く柔らかいです。フワッと流すにはもってこいの髪質なんですね。

まとめ

バーバースタイルの特徴をまとめてみましたがいかがでしたか?特徴だけでいうとこの様な感じではありますが、日本にバーバースタイルが定着してきてる中で日本人に合わせたバーバースタイルも増えてきています。行きつけのスタイリストさんと相談してベストなバーバースタイルを目指してみてください。そして、刈り上げの綺麗なグラデーションを作るのは職人技が光ります。その時は是非自慢してください☆笑

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