白髪についての研究をまとめてみました!2018


どうも、池袋のブロガー理容師の三浦正弘(@masa12m3d)です。

年をとってきて悩みとして多く聞くのが「白髪」

「最近白髪増えてきたな〜」というお客さまは多いです。大抵の人は白髪を隠すために白髪染めをしてカモフラージュさせます。もちろん白髪染めをすることで見た目年齢も若返りますから、白髪染めはお勧めします!

最近の白髪染めはニオイもキツくなく、カラーバリエーションも豊富なのでファッションカラーと同じように楽しめます。

真っ黒に染めるなら市販カラーでも構わないですが、色味を楽しんだり、痛みが気になったりする人は絶対にお近くのサロンに行ってくださいね!

白髪の疑問

さて、白髪というものは結構謎めいてます。

お客様からも「全部白髪にならないかな〜」とか「もうこの白髪は元に戻らないよね?」という質問を受けます。残念ながら両方とも簡単には出来ません、むしろ頑張っても出来ません。

なぜか・・・白髪が生えてくる科学的根拠が未だ解明されてないからなんです。

髪が白くなる現象

髪の毛の色(黒さ)は世界各地、様々な人種ごとに違っていてその色は【メラニン色素】によって変わると言われています。

メラニン色素と聞くと、日焼けや顔のシミがピンときますね。

毛根で髪の毛が作られるのは大体の人が知ってると思いますが、その毛根で作られた髪に色素細胞メラノサイト(メラニン色素)が着色する事で髪の毛は黒く生えてくるんです!この色素細胞の働きがストップすると髪の毛は白いまま生えてくる、つまり「白髪」として生えてくるわけですね。

色素細胞メラノサイトの働きが止まる要因

色素細胞が髪の色にとって重要だという事がわかったわけですが、この色素細胞メラノサイトの働きが止まる要因としてはいくつかわかっています。

    ・遺伝
    ・ストレス
    ・生活習慣
    ・老化
    ・病気

これらの影響を受けると色素細胞は活動出来なくなり白髪が生えてきます。

ん?待てよ、結構白髪についてわかってるじゃん!!

と思いたいところですが、その要因がなぜどうして色素細胞の働きを止めてしまうのか・・・ここが謎だったりします。だから根本的に白髪をなくす解決策は今現在ないといえます。

白髪の研究

そんな謎めいた「白髪」という存在。

僕も色々調べたんですが、もはや1人の理容師がどうこうしたところで答えは見つかりません。そういううことは研究のプロの力が必要ですよね。

という事で僕が調べて見つけた白髪についての研究などをまとめてみました。

岐阜大学の研究

岐阜大学大学院医学系研究科の青木仁美講師は「色素細胞」についての研究をされてます。色素細胞を研究して白髪や肌の白斑について解明するために研究を続けてるそうなんですが、青木講師が独自に解明した白髪のメカニズムは、髪の毛に放射線を当てる事で色素幹細胞を守るNICHE(ニッチ)がダメージを受け色素幹細胞を生み出せなくする事が分かっているそうです。定説では色素幹細胞自体が機能を失うと考えられていた。

このほかにも岐阜大学ではホーユーとの共同開発で白髪防止剤を研究したり、元美容師で現在遺伝子工学につて研究をしている百合口稔さんが在籍していたりと白髪への研究が進められてます。

>>白髪や白斑のメカニズムを解き明かす。

花王の研究

花王は2005年に白髪の発生に特定遺伝子が関係していることを発表してます。毛球部のタンパク質FGF(繊維芽細胞増殖因子)にメラノサイトを増やし毛髪細胞の自然死を抑制する働きがあることが判明。FGFを作る遺伝子の量が減ると白髪の発生を抑えられるというわけ。

また花王では、皮膚・毛髪のメラニンに関する研究に対した助成・後援事業を進める「花王メラニン研究会」を2014年に設立し、様々な研究を行なっている。

>>花王メラニン研究会

再生治療という道

白髪を黒髪に戻すのが白髪をなくすだけじゃない!ということで別の角度からアプローチしているのが資生堂と京セラの研究チームです。

両チームが取り組んでるのは毛髪の再生治療という方法で、比較的髪の毛の多い後頭部から10本程度採取し100倍〜1000倍に培養し頭皮に戻すというやり方。黒髪を採取すれば当然黒髪の割合が増え白髪が減るということになる訳ですね。

資生堂の研究チーム

資生堂チームは頭皮から「毛球部毛根鞘細胞」を採取して培養。この細胞には毛髪をつくる能力があることがわかっているので、培養したこの細胞を頭皮に戻すことで毛髪が太くしっかりとして成長期を長くしてくれる効果が期待できる。

資生堂といえば「アデノバイタル」や最近出た「THE GROOMING」でも髪の成長を促す「アデノシン」という成分が配合しているので髪の成長という点で研究を進めているみたいですね。

京セラの研究チーム

京セラチームは「毛包幹細胞・毛母細胞」「色素幹細胞・色素細胞」をまるごと移植するもので、髪の毛の種を培養し毛のない部分に注入、細胞をまるごとなので毛根から生れ変る上に頭皮サイクルも正常化され繰り返し髪が生えてくる事が期待されてます。

マウスによる実験ではすでに成功しているそうなので、5年後10年後は人に対しても当たり前の治療法になってるかもしれませんね。

>>白髪の原因と黒髪が戻る究極の改善!20日で治す再生治療の研究とは

米研究チームの偶然の発見

米テキサス大学の医療研究チームは、神経発達を司る『KROX20』というタンパク質が毛包幹細胞に影響してる事を突き止めました。

毛包幹細胞の遺伝子操作したところ、マウスの毛が白くなり、またKROX20を作る機能を失わせたところ毛が成長しなくなり抜け落ちたという。

つまりこのタンパク質『KROX20』を解明することによって髪の色や発育をコントロールできるかもしれない。

しかし、この発見はこのチームが皮膚の腫瘍を引き起こす遺伝子疾患を調べている最中に偶然発見されたものだそうです。

>>「白髪になる遺伝子」米研究チームが偶然発見 治療薬開発へ

まとめ だんだんと白髪について解明されつつある

こうやって調べてみると意外と知らない事実が多く出てきました。

    ・髪の成長、色には幹細胞がとても大切
    ・再生治療の観点でも研究が進められてる
    ・KROX20というタンパク質が鍵となる

髪の専門家として毎日髪の毛に触れてますが、細胞のことまではサロンワークではわかりません。

遺伝・ストレス・生活習慣といった白髪になる原因は変わらないですが、将来さらに技術が進歩してくると白髪も自在にコントロールができて今とは違う形で髪色を楽しめるようになるかもしれませんね!

ただ、今すぐ白髪をなくそうと思っても難し問題ですね。

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