理容師コラム
昨年理美容師法に規制緩和が入り理容師も自由にパーマが出来るようになりましたね♪
理容師 三浦正弘です。
理容師はパーマ出来るの!?
そもそも論ですが、技術を勉強していく過程でパーマについては学びます。
規制緩和がされましたが、それ以前にもパーマはやってましたし(そもそもやってたから規制緩和になったんだけどね)
パーマ出来ます!
パーマって何!?
パーマ(パーマネント)=長続きする事、永久的な
という意味があります。
パーマは髪の毛の内部構造を一度分解して再構築する事で、新たな形を形成する技術なんです。
なので、
まっすぐストレートの人が癖毛になったり
クルクルの人がストレートになったり
髪質に意図的な変化を与えるんです。
パーマをかけるとセットが楽になるのか!?
さて、今回の本題です。
『パーマをかけたほうが楽ですよね?』
なんてことをよく耳にします。
答え『とは限りません。』
パーマかけて当日はスタイリストさんにセットしてもらって
(なんかいいじゃん!)
って思っても次の日自分でセットしてみると・・・ぐちゃぐちゃ
(なんか違う・・・)
パーマと言っても今では沢山の種類があります。
緩くかけたり、強くかけたりと強さもバラバラ。
あと、濡れてる時と乾い時でカールの出方も違います。
かけたパーマによってセットの仕方も変わってくるはずです。(担当してくれるスタイリストさんはそこまで説明してくれるはずですが…)
そこが説明不足であったり、お客様ご自身があまり理解してなかったりすると
「あれ?なんか違うな」
ってなったりすると思います。
8割は自分でセットが必要
僕の経験からするとパーマスタイルの8割くらいはちゃんとセットしないと再現が出来ないと思います。
これはプロだからではなく、簡単なセットでOKです。
では幾つかご紹介していきます。
タオルドライ×ウェット系整髪料
難易度★☆☆☆☆
メンズスタイルにおいてはリッジをきかせたカール系パーマには最高の相性を発揮します。なんてたってドライヤーなしなのでめちゃ楽です。
水滴が滴り落ちない程度までタオルでふいたらウェット系整髪料(ジェル、グリース、ジェリーなど)をやや多めにつけるだけ、後は流したい方向に流すだけ!
根本起こし×ソフトワックス
難易度★★★☆☆
続きましてはドライヤーを使います。
大切なのは根本を起こしながら根本だけ乾かす事です。毛先は多少濡れてても大丈夫です。
根本が乾いたら毛先ににソフトワックスを揉み込んでいくだけです。少し多めの方がリッジが出てきます。
この方法は、ふんわり系パーマに向いてます。
流したい方向に乾かす
難易度★★☆☆☆
バックスタイルに流すパーマにはこの方法が一番ですね!ブラシを使って流したい方向にドライヤーをかけるだけです。簡単です。
ボリュームアップ系パーマに向いてます。
いかがでしたか?
パーマはヘアスタイルに自由をプラスしてくれます。でもちょっと一手間加えてあげるとサロンクオリティのスタイリングを再現出来るので、是非試してみてください♪
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