理容師は櫛を削る。
仕事道具は使いやすい物を、既製品も優れた代物がたくさんあるが自分の手にしっくり来るように加工する。
僕が通ってた学校では授業の中で一枚板から櫛を作る授業があったんですよ!それくらい理容師が自分で櫛を削ることが当たり前なんですよね。
本当最近はいい道具を各メーカーさん作ってくれているのでほとんどしないですが、そのほとんどがプラスチックだったりと強度を高めた物ばかりです。理容師が使う櫛にはベークやべっこうといった素材を使ったものがあります!
その櫛は非常に櫛通りがよく肌にも滑らかに当たるので刈り上げをする際に使用されます。
種類も様々で、荒刈用、中刈用、仕上げ刈用などがあります。
ただこの櫛の欠点は、値段が高く折れやすい。
だいたい、相場3000円~ですね(プラスチック製の物は1000円程で買えます)
買って早々に折るなんてことも良くある話です。
そんなときに理容師は櫛を削ります。
先日、先をすこし折ってしまいまして…
(この一番端は櫛の中でかなり重要なんですけどね笑)
このままだと使いにくいので加工していきます!
ニッパーとヤスリで地道に削っていきます
さらにココからなめらかになるように調整をしていき…
こんな感じです♪
このように理容師は手になじむ品を自分で作っていったりします!物は大事に使うという心意気でしょうか(^^)
コメント