どうも、池袋で理容師やってます三浦正弘(@masa12m3d)です。
5月に入ってもう半分過ぎたという事実、そして明らかに季節外れの暑さが日々僕を苦しめるという、これまた事実。なんなんでしょうか、今年の夏はどうなるの?朝の通勤は太陽出てるし1000歩譲って暑いのはわかる。しかし、陽の落ちた夜(21時頃)までも暑いのはおかしいよね。
そう、あの日もこんな暑さだった。
2018年5月14日
東京で働く多くの理容師達が京急線の京急蒲田駅か梅林駅に降り立った。ある者は大きなダンボールを抱えて、またある者は沢山の荷物を抱えて、またある者はは首からカメラを下げて。そう、この日は頂点を目指す多くの理容師が一年の全てを発揮する東京都理容競技大会当日!
ちなみに僕はカメラを下げて行ってきました。大会の時の相棒は16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO (Model B016) です♪
第60回 東京都理容競技大会
60回目の記念大会であり、新種目に変わった1回目の大会でもある今回の東京都理容競技大会。
新種目に変わる年は、与えられた競技要項だけだと完成形がわかりにくく誰しもが模索しながらスタイルを作り上げる。もちろんさまざまな先生達が模擬スタイルを作り上げるが、選手達は最後の最後まで(このスタイルでいいのだろうか…)と悩み続けるんですよね。
そして、その悩みは全国の選手も共通なわけです。東京はどんな業界でも常に最先端をいっている情報の発信地、つまりこの東京大会は理容競技大会の最先端なので全国各地からこの日、この時の作品を見にいろんな人がやってくるんです。
競技は部門ごとに分かれ全7部門構成。そのうち全国大会種目として3部門あり、この3部門は特に注目される。
↑マネキン部門の審査風景だけど、見慣れた僕らからすればなんて事ないが初見の人はたいそう驚くんだろうw
この競技は理容師としての登竜門的部門で、所謂「四角い頭」をカットとドライヤーだけで作る競技です。参加人数もマネキン部門ではダントツの多さ!
髪ingスタッフも健闘!
髪ingからもさまざまな部門に沢山のスタッフが参加しました!
髪ingでは年に1度のこの大会に向けて競技を練習してるので、みんなの気合の入れようが全然違う。競技が始まれば集中して周りなんか気にならないけども、始まるギリギリまでの緊張感は本当に喉から心臓が出そうになる。
そして気づけば競技終了の鐘がなる。
そう、競技はほんとあっという間。1年365日2085時間(そんな丸々練習はしてないだろうけど)の努力が30分ほどで終わる。実力を存分に発揮できた人できなかった人いろいろいるけど、それもまた実力のうち・・・かも。
見事優勝!
第1部門に出場したエリアマネージャーの宇田さんがこの部門で見事優勝した!昨年に続き2連覇だ!
全国大会に出場するには東京大会と関東甲信越大会の成績で決まるので、結果はかなり重要になってくる。しかし、東京大会で優勝すると全国大会出場が確約されるんです!この時点で宇田さんの全国大会出場も決まった!!
髪ingでもこの全国大会にはスタッフ総出で応援しに行くので、今から旅行の計画を進めていける!ちなみに今年の全国大会は熊本県で開催されます。僕が髪ingに入社して以来必ず全国大会に行ってるので果たして何年連続で全国大会に行ってるのか?・・・気になる。
入賞者も続出!
この他にも髪ingスタッフが入賞しました!
クラシカルバック・ドライヤーセット部門では多くの出場者がいる中で福田くんが見事入賞!(写真右)
さらに究極のハサミさばきを求められるブロースカット部門で山越くんが入賞!!(写真左)
2人ともおめでとう!
このほかにも髪ingスタッフは健闘したものの残念ながら表彰台には届かなかった。でも、みんな頑張っていい作品作ってました!
全国大会種目3部門の表彰
そして、誰しもが気になる全国大会種目3部門のトップ3をご紹介!全国で最も注目を浴びる表彰台には果たして誰が選ばれたのか!?!?
第1部門「Barber Style」
優勝 宇田隼風
第2位 小針光功
第3位 安部記將
巷でも流行ってる「バーバースタイル」をテーマにしたヘアスタイル。今までのクラシカルな刈り上げほど作りこまなくても、綺麗なグラデーションが大きな鍵となるようです。デザイン性やセットのまとまり感よりもより均一感のある綺麗なグラデーションを作り出すカット技術に評価が入ったようです。
第2部門 「Marge」
優勝 加々美賢育
第2位 井上敦史
第3位 中森義裕
これまでのデザイン性のあるスタイルから一変した今回の「Marge」
課題競技のため決められた技術を取り入れるのでシンプルなデザインですが、それ故により完成度の高い作品が上位に来たようです。
女性らしい柔らかな質感やシルエットを表現してより綺麗な仕上がりが上位入賞必須のようです。
第3部門「メンズパーマスタイル」
優勝 内田健人
第2位 松信利治
第3位 高橋旬
パーマをかけることが絶対条件。そのほかはフリースタイルの為非常にバリエーション豊富なデザインで争われましたが、やはり完成度の高い作品が上位に。全国大会では常連な顔ぶれが表彰台を飾った。
全国大会ではより多くのデザインが出てくると思われる競技なのでとても楽しみです。
次なる決戦は栃木県
今回の大会で上位入賞をした選手たちは、次の関東甲信越理容競技大会に駒を進めます!
今年は栃木県宇都宮市!餃子の町ですね〜
日時👉7月10日
会場👉宇都宮グランドホテル
髪ingもみんなで応援行ってきます。
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